社長ブログ

店舗設計事業④ ~びっくりドンキーに学ぶ“汚れにくさ”~

店舗設計にあたり、経年美化も含め、建物の汚れにくさはとても重要です。

すごく高耐久か、すごく経年美化かということです。

経年美化は、たとえ汚れても傷がついたとしても、汚く見えないこと。

逆に言うと、味が出てかっこよく見えるということです。

古着屋やびっくりドンキーが良い例ではないでしょうか。

 

一方、高耐久は、汚れにくいということ。

ガラスやタイル、樹脂製のものを使用することにより可能です。

住宅とお店が圧倒的に違うのは、歩行量。

住宅の中はそんなに歩きませんが、お店の中は歩きます。

しかも、土足。そのため、耐摩耗性が強くないといけません。

そういった素材のチョイスが大切です。

普通の住宅の感覚で決めると、歩行量が多い部分だけボロボロになってしまいます。

表面材を高耐久にしなければ、あっという間に劣化してしまいます。

 

 

経年美化のNO.1はびっくりドンキー。

びっくりドンキーは、チェーン店にも関わらず、同じ外観が一つもありません。

異国情緒あふれる外観はもちろん、

木に囲まれ、アンティーク小物などを使った店内は、

まるでおとぎ話の世界に飛び込んだかのように、“ワクワク、ドキドキ”します。

店舗ごとにコンセプトを持ってデザインしているようです。

 

木をふんだんに使うログハウス風が多いびっくりドンキーは、

年月が過ぎるほど味が出てきます。

店内は、スタッフの動く導線がしっかり考えているうえ、

お客様が開放的に感じるけれど、

お客様同士の視線や声が気にならない造りになっています。

つまり、店舗設計における全ての重要な要素を抑えているのです。

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