社長ブログ

「“スイッチ”をついつい設置し過ぎていませんか?①」 ~図面から想像する距離を過信しないで~

今日は私たちが普段、何気なく使っている照明の“スイッチ”の話をします。

まずはスイッチの設置場所についてです。

 

スイッチは玄関、廊下、トイレ、風呂、部屋など様々な場所に設置されていますよね。

家づくりのお打ち合わせの際、

お客様と建築士が図面を見ながらスイッチの設置場所を決めていくわけですが、

ここで見落としてしまうポイントがあります。

それは、図面から想像するスイッチとスイッチの距離と、

実際の距離は異なる場合がよくあるということです。

もっといえば、図面からはスイッチとスイッチの間隔が遠く見えるのですが、

実際はそんなに遠くないということです。

 

スイッチは通常、端(入口)と端(出口)につけます。

例えば、帰宅したら玄関(入口)でスイッチを点け、出口となるリビング(出口)で消す、

という感じですね。

このとき、玄関からリビングまでの距離は図面で見ると遠く感じるわけですが、

実際は3~4歩(せいぜい畳2枚程度。3.6メートル程度)ほどでしょう。

しかし、はたして本当にそれほど多くの場所でスイッチのオン・オフが必要でしょうか?

 

 

場合によっては廊下と階段それぞれの照明のスイッチは一つに集約してもよいでしょう。

部屋の前に設置している廊下の照明のスイッチも、

少し歩けば手が届く場所に三路スイッチをつければ済みます。

必ずしも端(入口)と端(出口)にスイッチを設置する必要はないわけです。

 

くれぐれも図面だけを見てスイッチの場所を決めることなく、

実際に頭の中で歩いて想像してみてください。

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