【りのいえのこと】~設計・デザインのこだわり~
家を建てるなら、おしゃれな家にしたい。
そう思うのは、とても自然なことだと思います。
けれど、りのいえが考える「デザイン」は、見た目を整えることだけではありません。
写真にしたときに美しいこと。
流行の素材を使うこと。
目を引く空間をつくること。
それだけなら、私たちが目指しているデザインとは少し違います。
私たちが大切にしているのは、
「その家族の暮らしに、自然となじんでいく美しさ」
です。

間取りからではなく、暮らしから考える
設計をするとき、最初から「LDKは何帖」「部屋はいくつ」と考えるわけではありません。
朝起きてから、家族はどう動くのか。
どこで朝食をとり、どこに鞄を置き、どこで洗濯をして、夜はどんなふうに過ごすのか。
休日には家族がどこに集まるのか。
私たちは、そんな日常の小さな場面を想像しながら設計していきます。
間取りは、暮らしを入れるための箱ではありません。
暮らしそのものから生まれてくるもの。
だから、同じ間取りの家はひとつとしてありません。
「完全オーダーメイド」である理由
家族が違えば、心地よい家も違います。
家族構成が同じでも、生活時間も、趣味も、大切にしたい時間も違う。
だから、既存のプランに暮らしを当てはめるのではなく、そのご家族のためだけにゼロから考えることを大切にしています。

5歳の子どもが、この家でどう成長していくのか。
夫婦の時間は、この空間でどう変化していくのか。
子どもが巣立った30年後、この家をどんなふうに使っているのか。
これから積み重なっていく家族の時間まで想像する。
それが、私たちが完全オーダーメイドにこだわる理由です。
足し算より、引き算から生まれる美しさ
おしゃれな家をつくろうとすると、つい「何を足すか」を考えてしまいます。
けれど、りのいえが大切にしているのは、むしろ「何を足さないか」。
素材の種類を増やしすぎない。
色を使いすぎない。
線を増やさない。
必要以上に装飾しない。
余計なものを一つずつ削ぎ落とし、素材そのものの質感や、光、影、空間の余白を生かしていく。
そうすることで、住む人の家具や植物、そして家族の暮らしそのものが、空間の中で自然と映えるようになります。
流行ではなく、時間に耐えられるデザインを
家は、今日だけ美しければいいものではありません。
10年後も、30年後も、その先も残っていくものです。
だからこそ、今の流行だけを追いかけたデザインにはしたくないと考えています。
かっこよさの中に美しさがあり、自然や街並みにすっとなじむ。
時間が経つほど素材に味わいが生まれ、暮らしの記憶が重なっていく。
新品のときが一番きれいなのではなく、
住み続けるほど、その家らしい美しさが深まっていく。
そんな「廃れないデザイン」を目指しています。

デザインと性能を、別々に考えない
どれほど美しい家でも、暑い、寒い、使いづらいでは、心地よい住まいとは言えません。
反対に、性能だけを追求しても、毎日目にする空間に愛着が持てなければ、豊かな暮らしにはつながらないと考えます。
デザイン、動線、素材、断熱や気密、光や風の入り方、そして福島という土地の気候。
それらを別々に考えるのではなく、ひとつの住まいとして整えていく。
美しさと暮らしやすさが、自然に共存している家。
それが、りのいえが考える住まいです。
その家族だけの「好き」をつくる
私たちが目指しているのは、「りのいえっぽい家」をつくることではありません。
「この家族らしい家」をつくること。
完成した瞬間だけではなく、何年経っても家に帰ったときに、
「やっぱり、この家が好きだな」
と思えること。
30年後、子どもが大人になったとき。
50年後、孫が遊びに来たとき。
「この家、本当にいい家だね。」
そんな言葉が何度も生まれる住まいをつくりたい。
本当に大切なことだけを、形にする。
それが、りのいえが考える設計・デザインです。




