前回、テナントとオフィスのリノベーションは、
機能的な設計にプラスαで、
マーケティング要素、ブランディング要素などを(次回以降詳しくお伝えします)
明確に織り交ぜながら設計しなければならないというお話をしました。
大手企業以外のテナントやオフィスでは、
ブランディングやマーケティングの要素を無視した設計がされていることが多いです。
お客様の要望のみを設計に取り入れることしか考えておらず、
入りにくい駐車場になってしまったり、
建物はきれいでも、周りの景色や眺めが悪いなどといった問題が出てきます。
お客様の言う通りの建物を作ることに目いっぱいで、
そこまで頭が回らないのです。
インパクトがあり圧倒的に目立つ建物を作れば、
建物自体に宣伝効果が生まれます。
お金をかける所にはしっかりかけて、
10年後、20年後までずっと無料で広告し続けてくれる、
会社のイメージを良くし続けてくれる建物を建てるべきです。
りのいえは、2019年6月に現在の事務所を新築し、移転しました。
思い切った投資をしたわけですが、
正直、その効果は絶大だと実感しています。
商売をするにあたり大切な“信用”という部分を
建物は作ってくれました。
信用があるのと無いのでは、お客様の私たちに対する感じ方が全然違います。
上手に設計されたテナントやオフィスは、ものすごく信用を築いてくれます。
規模的なものもありますが、仮に中身がボロボロだとしても、
外見が立派な建物であれば、立派な会社に見えます。見た目は重要です。