まずは、“共通の目標・一致団結”についてです。
私は、組織経営において一番大事なことは何かと聞かれた場合、
“共通の目標・一致団結”と答えます。
学生の頃から、企業を見てきて気付いたことがあります。
うまくいっている企業の共通点は、
“従業員がいきいき働いている”ということでした。
いきいき働くことを満たすための条件はたくさんありますが、
そのうちの一つが、「共通の目標に向かっていること」です。
共通の目標に向かっていない組織は、従業員がいきいき働けていません。
私は学生の頃以降、様々な経験をしてきましたが、
今も“共通の目標・一致団結”が重要かつ本質的だと思います。
では、共通の目標を実務レベルで明確にし、
一致団結するにはどうしたら良いのでしょうか。
鞭をたたいてやらせる方法もありますが、
できているように感じるのは一時的で、
脅しの力が働いているので演技です。
心の奥底からの一致団結を実現するためには、
みんなが“やりたい!”と思うようなビジョンや目的を明示しなければなりません。
わくわくするビジョンをきちんと明示したり、
ゲーミフィケーションの要素を取り入れて、
仕事を楽しくしてあげるなど、工夫が必要です。
また、社長自身がビジョンを話すことで、
普段の会話から、ツール等無くとも自然に伝わります。
また、後々お話しますが、見える化することで、
イメージしやすく「やりたい!」に代わります。