社長ブログ

めんどうな素材

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みなさん、こちらの写真をご覧ください。
この写真は弊社のモデルルーム内の写真です。
さて、この壁の木は本物かそうでないかわかりますか?

 

答えは本物の木です。

 

「りのいえ」では本物の木を使用することにこだわっています。
では、なぜ本物の木を使っているのでしょうか。

 

 

現在は本物の木を使用しなくても、
本物に似せることができる印刷品で間に合わせることができます。
本物の木は使用してから5年も経過すると、
色が変わる、汚れる、毛羽立つ、曲がってくるなど様々なデメリットがあり、
その上、それらをリフォームするとなると、
さらにメンテナンスの手間とお金がかかるわけです。

 

しかし、りのいえのお客様はこの本物の木が良いと言ってくれるんです。

 

どういうことなのでしょうか?
私たちの答え…

 

それは、「想い出が刻まれるから」です。

 

 

例えば旅行や家族と一緒の写真など、
自分の思い出に残る写真は色褪せても取っておきたいですよね。
これは家も同じなんです。
子どもの成長が刻まれた柱のように、
せっかく思い出が染みついたお家はいつまでもそのままにしていたい。
そう、写真を捨てたくない気持ちと一緒なのです。

 

 

子供は、自分たちが大人になってから自分たちの家を創れば良いですから、
今、考えてほしいことは実際に家を建てるのはご夫婦の目線です。
私は、ご夫婦の目線で家を建てたいと思ったときは、
一つ一つの想い出というイベントが蓄積されてほしいと願っています。
写真と一緒だから、リフォームして違うものに張り替えたりは極力したくないはず。
死ぬまでその想い出と一緒に生きたいはずではないでしょうか。

 

りのいえは、それを実現できます。

 

今は、機能性や利便性、価格的な安さを追求したあまり、
本来お家が持つべき「想い出を蓄積する」という機能が、
ないがしろにされすぎだと思います。

 

 

人は、家の外に出た瞬間に言わば「戦闘態勢」をとります。
かっこつけたり気取ったり。
本当の自分じゃない自分を演じています。
なので、家は一番居心地のいい、自分に戻れる場所にしたいのです。

 

家は物として考えてはダメ。
家はそこに住む家族の心の拠りどころです。
子供のころの、捨てられないタオルケットのような存在。
本当の自分に戻れるということなのです。

 

このようなタオルケットを持っていると、子供のころの記憶に戻れます。
想い出が蓄積されたお家というのは、
まさにこのタオルケットのような家になっていくということ。

 

安らぐために必要な要素なのです。

 

 

いつもと変わらない自分に戻るためには、想い出を消してはいけない。
つまり、お家を永遠にそのまま残したい。
そんなお家を実現するためには、
時間が経っても見劣りしない本物の素材選定と本物の設計力で創られていること、

そして何より、住む人自身がお家を大好きにならなければならないのです。

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