前回のブログの続きです。
成長のコツの第一話。

たくさん気付ける人の条件は、
気付こうと思っている人。
気付きの重要性を理解して、意識していることです。

これが大前提。
気付きは、ほとんどが受け身です。
外から入ってくるものなのです。

そのため、質の良い気付きを起こすためには、
次の２つのことが大切です。

①常にアンテナを張る
②気付くものを受け止める自分の心が、
素直であること、謙虚であること、感謝の心を持つこと、プラス思考なこと、
感性が高いこと。

受け止める人間がこれら２つを備えていないと、
せっかく周りで気付きのもとが発生してもキャッチできません。

では、謙虚であること、感謝の心を持つこと、プラス思考なこと、感性が高いこと
とは、どういうことなのでしょうか。

＜素直＞
素直じゃない人は、物事をありのままに見たり聞いたりすることができないから、
自分の枠に押し込めてしまいます。
せっかく自分の幅を広げるチャンスなのに、
「これはこういうものだ」と。「私の経験上これしかない！」と、
自分の狭い見識の中に無理やり押し込んでしまうのです。
そういう人は、いつまでも自分の幅を広げることができません。
素直な人間は成長できないとは、こういうことです。

＜謙虚＞
謙虚ではない人には、だれも物を言ってくれません。
つまり、気付くチャンスをつぶしています。
「俺は偉い」とふんぞり返った社長が成長しないということは、まさにこのこと。
成長のチャンス、学びのチャンスを自ら断ち切っているのです。
謙虚だと周りの人も応援してくれるし、
応援してくれるということは、いろいろ教えてもらうことができます。

＜感謝の心＞
感謝をプレゼント交換で例えると、
気持ちを乗せた物を贈り、お返しも気持ちを乗っけて返す。
その“気持ち”が感謝の心です。
ただ物を買うのはビジネス。
気持ちが乗った贈り物に、気持ちをのせて返すことができなければ、
良い人間関係ができず、結局自分の周りに人がいなくなります。
人が少なくなると、気付くきっかけも少なくなりますよね。
気持ちが乗ったものに気持ちを乗せて返すことを常日頃から行っていれば、
より良い人間関係を形成することができ、結果として気づきの自己成長につながります。

＜プラス思考＞
私のブログでよく登場する「プラス思考」。
否定的な口癖の人は、どんどんマイナスの方向に行ってしまうのと同じで、
プラス思考だと、知識や気付きなどを引き寄せます。
プラス思考は間違いなく人生においてものすごく重要です。

＜感性＞
センスや第六感に近いイメージ。
感性の低い人間は、人の気持ちをキャッチできません。
ということは、気付きもキャッチできないのです。

これらの気付きを持ち、常にアンテナを張ることが、
たくさん気付ける人になるための条件です。