今までこのブログで、トイレについてお話したことがありませんでしたので、
今回はトイレについて。
トイレは、家族が一日に何度も使用する場所なので、
きれいで快適でなければなりません。
しかし、リビングからは離しておきたいもの。
リビングとトイレの間に、間接的な空間が欲しいです。
では、どこに持っていけば良いのでしょうか。
玄関ホールに持っていくのも一つの手ですが、
玄関から見えるところはちょっと…。
そう考えた時、家の奥の方に持っていきたいけれど、
なるべく面積を取りたくないので、
どうしてもリビングの近くになりがちです。
ですので、前回のブログでもお話したように、
リビングとトイレの間に洗面所を置いた、廊下の一部となる洗面空間は、
トイレとリビングの距離を離すことができるというメリットがあります。
さらに、タンクレスのトイレを付ける場合、
トイレの中に水道を引いて、排水を引いて、手洗いを付けなければならないので、
予算も一気に上がります。
そこで、トイレを出てすぐに洗面化粧台を付けることで、
直ぐに手を洗うことができます。
すると、タンクレスのトイレをつけても、手洗いを付けなくてよくなるのです。
イメージ的な問題かもしれませんが、
洗面所を脱衣所の外に出すことによって、
リビングとトイレの間に一つの空間ができてくる。
気分が全然違いませんか。
私はこの考え方が好きで、よくやります。
また、24時間換気システムをトイレに付けるのもオススメ。
トイレが空気が逃げていく場所になるため、
嫌な臭いが部屋の中に入ってくることはありません。
リビングの空気を引っ張ってくるので、
夏は涼しく、冬は暖かくなります。
トイレは生きていくうえでとても重要な場所。
ずっと居たくなる場所にする必要はないと思いますが、
家の負担になるような場所であってはいけないと思うのです。