社長ブログ

本質から考える⑬ 屋根

今日は久々に本質から考えるシリーズ。

“屋根の本質”です。

 

もともと、屋根の原点ともいえる茅葺屋根。

これは、何のために作られたのでしょうか。

雨や日差しを遮るためや、

外の物が中に入らないようにするための、

外壁と同じ役目です。

 

外壁と違って、水が溜まらないように、基本的に斜めです。

 

本来は、以上のような理由から作られた屋根ですが、

そんな中広がっていった『瓦』は、

外壁と同様、直射日光に耐えられ、打ってつけでした。

 

100年くらい前までは、瓦が主流でした。

その後は洋物屋根のコロニアルやトタン、洋瓦など、

たくさんの種類が出てきました。

 

では、どの瓦が良いのでしょうか?

それぞれ一長一短あります。

本瓦は耐久性が良いし、価格も皆さんが思うほど高くありません。

経年劣化もしにくく素晴らしいです。

しかし、デメリットがあります。

瓦自体は直射日光を防ぐだけで、雨は防げません。

瓦の下に敷いてある防水層が、雨を防いでいるからです。

 

また、一番のデメリットは“重い”。

上が重いと揺れやすくなり、

耐久性を考えた場合、本瓦はどうなんだろう…。

 

 

他の瓦については次回お話します!

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