前回の屋根についての話の続きです。
コロニアルは、すごく安価で軽い。
お手軽な感じで、色もたくさん種類がありカラフル。
しかし、割れやすく、劣化も早いのであまりおすすめしません。
10年くらいすると塗装が剥がれるため、
20年に一度くらい塗装しないとボロボロになります。
初期導入コストは安くなりますが、
長い目で見るとコロニアルはオススメしません。
昔で言うトタン屋根は、ガルバリウム鋼板に変わって、
現在は主流となっています。
トタン屋根は安っぽく、見た感じもあまり良くありませんが、
デザインできちんとバランスよく配置することによって、
かっこいい家になります。
ガルバリウム鋼板のメリットは、かなりの高耐久。
実質塗り替えしなくても、何十年も大丈夫です。
ほとんど錆びません。
値段は激安とは言えませんが、瓦より安い。
そして瓦より軽いので、地震の多い日本には持って来いなのです。
屋根について余談ですが、太陽光発電を屋根に設置した場合、
太陽光発電の意外な役目があるのをご存知でしょうか?
太陽光と屋根の間には、メーカーにもよりますが、
5㎝ほどの隙間があります。
その隙間がある事で、屋根の上に日傘があることと同じことになります。
夏場の熱い直射日光が当たらないことにより、
家が熱くなりにくいという効果があります。
今の家は断熱性が高いからそこまで考えなくて良いですが、
古い家に太陽光を乗せることは、意外な効果が発揮されますよ。