あけましておめでとうございます。
新年早々ブログ更新します!
今日も前回に引き続き、外構のお話です。
一般的な外構は、お金をかけて普通の味気ないものを創っています。
しかし、お金をかけないで味のある物が創れるのも外構です!
その技をお伝えします。
外構と言うと今は、コンクリートを打っただけの、
車庫とブロックフェンスが主流ですが、
砂利、芝、植栽などをうまく使ったやり方もあります。
りのいえの建物は、天然木を貼った、シンプルモダンなものをよく建てます。
この建物には、緑が合うんです。
そこで芝はおすすめ。
和風庭園を維持することに比べれば大変ではなく、
年に1~2回草刈りする程度で維持できます。
あとは、砂利。
町場でも意外と砂利はあります。
植栽や門柱など、アクセントを配置することによって、
駐車場の地面が砂利でもオシャレになります。
砂利は、雨の日でもドロドロになるわけでもないし、
コンクリートであることと、機能的な差はほとんどありません。
外構は、コンクリートの部分の値段が高くなります。
私は、地面は砂利で良いと思います。
駐車するところは、砂利の転圧。
それ以外は山砂などを使う事をオススメします。
さらに、土地に高低差がある場合、
ブロックで土止めすることが良くあると思います。
そのブロックも高額です。
その高低差を、斜めに芝生を植えて“のり面”を作ることによって、
安価で美しいものができます。
余った予算で植栽したり、タイルなどを貼った門扉を建てたりもできますね。
また、ディズニーシーの地面は、よく見るとアスファルトなんです。
メイン通路の地面です。
コンクリートと違い、アスファルトは道路で用いられることから、
安っぽいイメージがありませんか?
しかし、設計力によって、アスファルトを上手に使っているのです。
同じアスファルトを使っても、道路のようにもなるし、
ディズニーシーのようにもなれる。
どううまくプランニングするかです。
お金をかけるなというわけではありません。
どうせお金をかけるなら、より良いかけ方がありますよ、ということです。