こんにちは、佐藤です。
あっという間に11月も下旬になり、師走も目の前。
2016年もラストスパートですね!
こちらの写真をご覧ください。
2階の廊下とリビングの吹き抜けの写真です。
今日はこの木枠部分である、「開口」のお話です。
みなさん、この開口の重要性を想像できますか?
少し大げさかもしれませんが、
この場所に開口があるのと無いのとでは、そこに住む家族の人生が変わってきます。
家を空間の視点から見てみると、
家族が集まるリビングから吹き抜けがあり、家族が通る廊下がある。
そして個々の部屋がある。
つまり、「リビング」「吹き抜け&廊下」「部屋」と、3つの空間になります。
これがもしも吹き抜けと廊下の間に、開口ではなく壁があったらどうでしょうか。
壁があるにすることで4つの空間に分かれ、家族のコミュニケーションが分断されてしまうのです。
コミュニケーションの必要性から、
空間の数を減らしつつ、その機能を残すかことが重要だと私は考えます。
開口を作るのは誰でもできます。
ただ、本質を理解したうえで作ることが重要なんです。