会社の考え方には、3つの視点があります。
「お客様目線」「従業員目線」「会社目線」。
この3つが交わる場所を見つけるのが良いと、
私は以前から考えていました。
しかし最近、4つ目の視点に気付きました。
それは「自分目線」。
一人の従業員からしたら、
従業員目線は、他の従業員のことを考えなさいということ。
お客様目線は、他人であるお客様のことを考えなさいということ。
会社目線は、自分じゃない、会社のことを考えなさいということ。
そこには全て“自分”がいます。
そう考えると、「自分目線」が4つ目の視点なんじゃないかと気づきました。
ただし、自分のことしか考えられないのはNG。
また、お客様のことしか考えないのもダメです。
中小企業の社長にありがちなのは、会社目線だけ考えていること。
社長は会社の化身だから。
従業員目線がおろそかになりがちなのです。
また、集団活動するためには、
自分目線の意識は極力小さくしなければなりません。
(無くせ…ということではなく、自分目線も大事な要素の一つです。)
自分目線を無くさずに小さくする方法が、『規律』です。
会社目線も小さくしなければなりません。
これは、社長の鍛錬しかないのですが…。
まとめると、
① お客様目線
② 従業員目線
③ 会社目線
④ 自分目線
の順で物事を考えられるようにしなければなりません。
このように書くと、③と④は考えるな…と思うかもしれませんが、
それは間違いです。
③④も大事な欲求であり、
①~④すべてを満たすポイントを見つけなければダメです。
あくまで、考える順が①→②→③→④なのです。