自分が生まれ育った家が、解体されることを想像してみてください。
悲しくありませんか?
こんな悲しい気持ちになるにも関わらず、
一般的な解体業者は、お客様の悲しい気持ちを考えず、
バタバタと壊し始めます。
実際、私たちもその作業に慣れてしまっているところもあります。
だから、解体に関しては考え直したいと思うのです。
とは言っても、盛大な儀式をやるべきだとか、そういうことではありません。
お客様にとっては泣きたくなるような解体で、
そこをもっと尊重すべきという事はわかっているのですが、
実際はどうしていいかわかりません。
小さくても、儀式的な事をすべきなのか。
ビデオに撮って残しておくとか。
思い出の柱を次の家で使用するとか。
私たちなりに、解体するお客様に寄り添っていきたいです。
そして、私たちと同じように、
解体するお客様を大切に考えてくれる解体業者さんと、
お仕事していけたらと思っています。