以前のブログにもあったと思いますが、
自然の体験が、子供に素晴らしい影響を与えるというお話です。
以前大手ハウスメーカーのCMで、
「偉人は吹き抜けのある家で育った人が多い」
というようなフレーズがあったことはお話しました。
何となくですが、
私は、景色が良い窓がある家で育つということが重要だと思っています。
小さいころからよく見る景色が、
遠くに見える山から景色の移り変わりを感じることは、
その子の人生を大きく左右するのではないでしょうか。
根拠はないですが、
“遠くの景色”というのがポイント。
イメージ的に、思考が広がる感じだからです。
伸び伸びとした考えができる人間になる条件が、
そこにはあるような気がします。
昔教科書で、『あの坂をのぼれば』というお話がありました。
山を越えれば海があるのだろうと思って行くのだけれど、
山を越えても越えても海はないという話。
遠くの山を見て、「あそこを越えたい!何があるんだろう!」
と想像するのだと思います。
人間の本能ですね。
すごい獲物がいるんじゃないかという、狩猟本能。
そこで、窓はとても大切になってきます。
窓は光を入れるだけではありません。
物が出入りする。
空気を入れ替える。
いろいろな役目があります。
リビングからお月様が見える窓だったり、
2階の廊下から吾妻小富士がまっすぐ見えるとか。
このような幼少期の日常が、
伸び伸びとした考えができる人間を育てると思います。