前回のブログで、“素直な心”が無いと、
志に向かっていけないというお話をしました。
では、“素直な心”とは何か。
物事を、色眼鏡を通さないで見たり聞いたりする、
素直に物事を判断する力のことです。
私はよく、堀江さんやひろゆきさんの討論番組を観ます。
あの人たちは素直な心を持っていると思います。
つまり、当たり前のことを当たり前に言う人は、素直だということ。
人前に出ると緊張してしまって、当たり前に考えられなくなってしまうとか、
会社に行くと上司が怖くて当たり前に考えられなくなるとか。
そういった人は、素直な心が弱い人です。
自然体だと、比較的素直に見えやすいです。
そして、自然体の状態でもトレーニングする事によって、
もっと素直に見える能力を身に付ける事ができます。
一番は、本人が素直な心になりたいと思うこと。
もちろん、素直な心を理解していなければできませんが、
理解したら、素直になりたいと思うはずです。
しかし、大人なら理解しやすいですが、
子供の場合は、素直な心になるように仕向けなければいけません。
どの様に仕向けるかは、正直わかりません。
しかし、しいて言えば“拡散と集約”です。
本質にたどり着くには素直な心が大事です。
素直な心を身に付けると、物事がありのままに入って来ます。
人間は、100個の情報が入ってくると、自分に都合の良い情報だけを抜き取っています。
残りは見なかったことに…。
素直な心を持っている場合、一度100個すべて拾い上げます。
そして、「Aが大事だと思いきやDが大事だった」と集約していくわけです。
松下幸之助が、70歳になってやっと、
「素直初段になった」と言っていました。
そのくらい、素直というのは奥が深いのです。