前回“素直な心”についてお話ししましたが、
素直になるということは、受信機になることだと考えてみましょう。
世の中のすべての物から発せられる想いとか、情報を受信する、
優秀な受信機です。
その“素直な心”という名の受信機は、
色々なものをキャッチします。
楽しい思い、悲しい思い、情報…
キャッチした後に大事になってくるのが“利他”です。
利他は人の気持ちを考える事。
あの人が今悲しんでいるけど、心の奥底に10%のやさしさがある。
その10%を素直にキャッチして大きくしてあげよう。
という難しい応用が、利他の心が成しえる技なのです。
素直な心があれば、人の気持ちがすっとわかるはずです。
そうなれば、「あの人今悲しんでいるな。助けてあげよう。」
「喜んでいるな。もっと盛り上げてあげよう。」となるはずです。
その様に相手のためにと思う気持ちが、
素直な気持ちの次にあれば、すごいキャッチボールです。
周りにいませんか?
「なんでこの人は人の気持ちがわかるんだろう」という人。
正直、人の気持ちを汲み取りすぎて大変そうに見えるときもあります。
しかし、自分がやろうと思ってもできません。
その人は、色々な人の気持ちを汲み取るアンテナを持っているからです。
結果的にそのような人の周りには、
似たような人が集まり、利他のキャッチボールを上手にしているのだと思います。
そして、最終的にはみんなが幸せになっていくことを、
感量的に知っているのだと思います。