前回、前々回の話のワンランク上の話です。
「モノ」「カネ」“仕組み”は、一度決めてしまえば決まってしまいます。
変わりようがないし、決まった通りにしか動かないからです。
しかし、「ヒト」はその日の気分で変わります。
その為、名経営者は「ヒト」を最高の状態にできる人だと、
私は思います。
上の図より、『良い人材』を商品とすると、
何が仕組みを通る事になると思いますか?
それは、『知識・スキル+マインド』です。
ここで言うマインドとは、自分たちが作る商品に愛着があり、
まじめで誠実…ということです。
「ヒト」の部分のマインドに影響を与える何かを、
仕組みで作っているのが名経営者なのです。
知識とスキルだけでは、並の経営者。
そこに、マインドのコントロールを仕組みで実現するのが名経営者。
従業員たちが良い商品を作りたくなる。
自分たちの仕事に誇りを持ちたくなる。
というMAXの状態に仕組みでする、ということです。
経営者は何も圧力をかけていないのに、
従業員が勝手に熱く語り出すような…
そういう仕組みです。
前回のブログでお話しした通り、
まずは状態管理をきちんと行い、
その後、目標管理をしっかりやる。
その上で、社員がつまらなそうに仕事をしているのであれば、
従業員をノリノリにする仕組みを作る。
これだけです。