前回のブログでも少し出てきましたが、
今日は、住宅ローンについてのお話です。
住宅ローンを組んで家を建てる年齢は、いつがベストかというお話です。
結論から言うと、私は早ければ早い方が良いと思っています。
20年前に同じ話をしていたならば、
30代後半や40歳くらいに家を建てるのがベストかなと言っていたでしょう。
なぜならば、昔の性能の家は、
40年経つと老朽化が激しくなってしまっていたからです。
あまりに早く建てすぎると、自分が高齢になった時に、建て替えや、
かなり大掛かりなリフォームをしなければならなかったです。
だから、40歳から80歳まで使えるという感覚で思っていました。
しかし今の家は、性能や耐久性が全く違います。
若くして建てたとしても、満足した状態が長続きします。
もちろん多少のメンテナンスは必要ですが、昔の家ほどではありません。
そこでりのいえでおすすめしているのは、
「古くなったらかっこよくなる素材」です。
外壁などに、長持ちする素材を使ってください。
一般的な窯業系サイディングを使うと、
約20年後にメンテナンス費として70~80万円かかります。
しかし、りのいえが主に使っているガルバリウム鋼板の外壁は、
ほとんどメンテナンスが要らないので、
最初は少し高くなりますが、結果的に安くなります。
また、家を購入せず賃貸の場合、賃貸料は発生します。
どうせどこかに住まなければならないなら、家を買ってしまった方が良いと思います。
ローンの支払いから考えてみましょう。
大体の人は35年ローンを組みます。
30歳だと65歳に終わるので安心です。
仮に、30歳で35年ローンを組んだ人と、40歳で35年ローンを組んだ人で、
60歳退職時のローン残高を比べてみましょう。
〇30歳で35年ローンを組んだ人
60歳時→残り5年で残高約500万円
〇40歳で35年ローンを組んだ人
60歳時→残り15年で残高約1400万円
想像してください。自分が退職した時点でのローン残高を。
早くローンを組んでいる人の方が、気が楽なはずです。
若いうちはプレッシャーがあり大変なこともあるかと思いますが、
ゆったりとした老後が過ごせるはずです。
みなさんも、ご自分に置き換えて家の購入について考えてみてはいかがでしょうか。