家づくりを考えるとき「注文住宅」にするか「規格住宅」にするか迷ったことがある人も多いのではないでしょうか?そこで、両者の具体的な違いについて考えてみたいと思います。
規格住宅とは?
規格住宅はあらかじめ決められた間取りや素材、デザインの中から自分の好きなものを組み合わせてつくる住宅です。何百通りもの中から選べるものもあり、一見自由度が高く感じるかもしれませんが、実は間取りよりも素材の部分に限界を感じています。一般的な総2階建ての住宅であれば、間取り的には希望に当てはまる規格住宅は見つかるかと思います。ただし、素材はどうしても作りやすく量産的なものの組み合わせになりがちで、どの家も似たような素材感の家に感じてしまうことがあります。これは規格住宅が作り手側の経営的な観点から、効率を高めることを重要視しているため。ガルバリウム鋼板やモルタル壁の吹付け塗装、無垢の木の外壁など、コストや手間のかかる素材は規格住宅にはあまり見られません。
注文住宅とは?
一方、注文住宅は文字通り間取りも素材も自由に作る住宅のこと。私たちの家づくりもこちらに該当します。雑誌やドラマに出てくるようなカッコいい家や個性的なデザインは、注文住宅ならではです。自由な家づくりができる注文住宅について、コストの部分を不安に思われる方も多くいますが、こだわりを叶えながら予算内に収めることは十分可能です。一概に「規格住宅=ローコスト」、「注文「住宅=コストがかかる」というわけではありません。
本当に良い家の価値観はどこにあるか?
実際、同じ素材を使って施工すれば、住宅会社によるコストの違いはほとんど出てこないでしょう。住宅の価格は、ハウスメーカーや工務店が何を大事にしているかによって反映されるものだと思います。自分たちの暮らしにとって何が大事かを知るためにも、住宅会社の話は一社ではなくいろいろ聞いてみて下さい。そのうえでどんな家が本当にほしいのか判断してほしいですね。
りのいえが考える本当に良い家
『りのいえ』が一番大切にしているのが、「70年快適に住むために100年元気にもつ家」です。そして、そのために欠かせないのが規格住宅には選ばれない高耐久なガルバリウム鋼板であり、経年変化を楽しめる自然素材です。確かに一般的な規格住宅と比較すると坪単価は高くなってしまうかもしれませんが、それは注文住宅だからでなく高価な素材を使っているから。たとえ500万高くなったとしても、将来に渡って高耐久で経年美化を楽しめる家であれば、リフォームやメンテナンスの費用は圧倒的に少なくなる、長い目で見てお買い得な家になります。これからの時代に必要とされる本当に良い家はそのような家だと、自信をもって造っています!