物価高騰が続き、家が買いにくくなってきているところではありますが、
“賃貸派と持ち家派”について私の概念からお話します。
この議論に関して、都市部では議論が成立しますが、
地方では成立しません。
なぜなら、都市部は時代の情勢により、不動産価値が変動しますが、
地方はそれほど変動しないからです。
そこで私は、この情勢の中でも、
“家を建てるか建てないか”、脳内ディベートをしてみました。
結果はもちろん“建てる”でした。
理由は3つあります。
①心理的不安の払拭
地方の賃貸派におけるリスクは、“更新できない”こと。
高齢になると、他の賃貸への引っ越しはもちろん、更新も難しくなってきます。
さらに、自分の居場所が定まっていないということは、
心理的にも大きな不安となります。
②品質の違い
最近は品質の良い賃貸物件も増えてきましたが、大体の賃貸物件は、
寒かったり、音が響いたり、品質レベルが低い傾向にあります。
満足感がまるで違います。
③土地という資産ができる
建物の価値が下がっても、土地の価値は残ります。
賃貸では永久に払い続けるのみです。
固定資産税や、維持費などを気にする方もいますが、
それらを考慮しても、断然持ち家の方が良いです。
[補足]10年早く建てることのメリット
例えば30歳で家を建てた人は、40歳で建てた人よりも、
10年分家賃をローンに回すことができます。
月6万円の家賃だったら、1年間で72万円、10年間で720万円。
家を新築する際、100万円、200万円でシビアに考えてしまいがちですが、
その前に10年早く建てることのメリットを考えてほしいです。
以上の理由から、建築価格高騰で家を建てるか悩んでいると思いますが、
今30歳を過ぎているのであれば、
なるべく早いタイミングで建てることをおすすめします。