社長ブログ

平屋建てについて

おはようございます。
今日は、平屋建てについてです。

 

昔の家と言えば、平屋建てでしたが、いつしか2階建てが主流となってきました。
ではなぜ現代の日本に平屋建てがなぜ普及しないのでしょうか。
それは、単価が高いからです。

 

延床面積が同じ平屋建てと2階建てを比べると、
平屋建ての場合、まず基礎が大きく必要になってきます。
また、平面に広がる分、使う木材の量も屋根の材料も、多くなってしまうのです。
以上の事から、
住む空間の床面積は同じなのに、平屋建ては単価が高くなるのです。

 

一方、3階建てにすると、施工単価は上がるが、基礎の面積は減ってくるので、
相殺すると2階建てと大きくは変わらなくなります。

平屋建て写真

平屋建ては、2階への行き来がなくなり、メリットは多いのですが、
金額的な部分が理由で浸透しないのです。

 

また、平屋建ては部屋と部屋が繋がっているため、
一見コミュニケーションが分断されにくいと思われがちですが、
端の部屋と端の部屋の距離があるので、結局分断されやすくなります。
以前にもお話ししましたが、家全体の中での空間の数は少ない方が良いのです。
子供が自分の部屋に居る時を考え、
リビングと子供部屋との壁や床の枚数を減らすことで、
隔てる空間の数を減らすことをおすすめします。

 

つまり、平屋建てでも2階建てでも、
コミュニケーションが分断されにくい設計が重要なのです。

 

 

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