本当に深い意味でのお客様目線ができている会社は、
嫌でも成長します。
では、本当に深い意味でのお客様目線とは、何なのでしょうか。
松下幸之助でさえ、100点満点のお客様目線だったかというと、
そうではないと思います。
究極は、100%お客様目線をいかに実現するかです。
スタッフ間で、誰かと誰かの仲が悪くて、仕事に影響が出ているとします。
そこで当事者が、お客様目線で考えることができるかどうかです。
伝達事項がうまくいかず、意思疎通がうまくいかなかったりと、
業務に影響が出てしまいますよね。
他にも、玄関が汚れているとします。
この状況をお客様目線で考えると、
「こんな汚い玄関、お客様が見たら雑な会社だと思ってしまい、
信用してもらえなくなってしまうのでは」
という風になりますよね。
さらに、スタッフの身だしなみができていないとすると、
せっかく来てくれたお客様に、
「この人に頼みたい」と思わせることができにくくなります。
基本的なところで、お客様をがっかりさせてはだめです。
「この会社とは付き合えない」とお客様に思われてしまうようでは、論外。
自分もできているかと言われては、自信をもってできているとは言えませんが、
大切なのは、全ての物事を、お客様目線で考えられるかどうかなのです。
以前のブログで、利他の心についてお話しました。
「お客様」「スタッフ」「会社」が利他の対象であるということでした。
この3つの中で一番重要なのは、やはり「お客様」です。
お客様目線を実現するためには、
会社は存続して利益を出すことは絶対条件とし、
社員同士は一致団結しなければなりません。
だから、スタッフ目線と会社目線の上には、お客様目線があるのです。