今日は玄関の外側の話。
ここは、単純に家の“顔”です。
本質的には、ただ出入りできればいい場所。
ドアに関しては、メーカーの玄関ドアを使っていれば、
高品質で、問題ありません。
玄関の求められる機能としては、顔としてのデザイン性。
どこが玄関かわからない家は、不安になりますよね。
つまり、玄関が「ここは玄関だ!」と主張するのは必要条件なのです。
玄関の基本条件は何があるのかというと、
デザイン性そのもので目を惹くようにするのはもちろん、
玄関らしい素材です。
りのいえでは、ガルバリウム鋼板と木製パネルを使います。
本物素材を使うのがポイントです。
また、玄関の全体的な話として、
おおむね100m離れたところから、
建物全体のシルエットが見えるか見えないかによっても、
玄関を作り際の考え方が変わってきます。
全体のシルエットの中の“玄関”という位置づけが大事だからです。
しかし、住宅街に行くと、全景が見えない家はたくさんあります。
その場合は、家の目の前に来た時に、
玄関の存在感をいかに出すかです。
例えば、ビジネスホテル。
エントランスに入ると、中は豪華なつくり。
しかし、建物自体は印象に残らないシンプルな外観です。
一方、六本木ヒルズのように、どこからでも外観が見えるというのな、
ランドマーク的な建物もあります。
全景が見える建物なのか、部分的にこだわればいい建物なのかにより、
玄関の作り方も、変わってくるかもしれませんね。