前回は「ワクワク感の保ち方」についていくつか例を挙げました。
今回はそれを踏まえてのお話です。
私の中で「ワクワクする」の定義は明確です。
それは「今より圧倒的に良い状態になれるかもしれないという希望が見出せたとき」です。
これは「ちょっといい状態」程度ではなく、「圧倒的に良い状態」を指します。
例えば、今は年収300万円のしがないサラリーマンだけど、
転職したらもしかすると次の会社では年収1,000万円になるかもしれない、という感じですね。
これが年収300~400万円くらいだとあまりワクワクしないと思います。
皆さんは自身のそのような状態をイメージできるでしょうか?
もちろん、これはお金に限った話ではありません。
自分自身の活躍が誰かに認められるだろうという「承認欲求」が満たされる希望も当然、あります。
人間は承認欲求を満たすことを生きる糧にしている部分も大きいと思いますので、
そうした欲求に素直になることもときには必要でしょう。
経営者の話に置き換えれば、経営者自身が何にワクワクするのか?
お金なのか、社員の笑顔なのか、大きな名声なのか、広大な土地や豪邸なのか。
人間は多忙でいると目の前のことに忙殺されがちです。
そうした環境にずっといるとときには自分自身のワクワク感が薄れていくこともあるかと思います。
「忙中閑あり」という言葉があるように、忙しいときでもわずかな時間はあるものです。
ふと自分自身のワクワク感を気づき直してみてはいかがでしょうか。