前回のブログでは、
「お客様を大切にしたいなら、まず自分たちが幸せでなければお客様を幸せにはできない」
という私の経営論をご紹介しました。
では、そのような経営を実践するための注意点は何でしょうか?
仮に社員が幸せに働ける会社を用意できたとしましょう。
当然ながらこれで終わりではありません。
次に考えることは、
その会社にはどのようなマインドを持つ社員を採用すべきかということです。
その社員を選ぶ基準は、以下の二択で考えて良いと思います。
①利己的なマインドを持つ社員
②利他的なマインドを持つ社員
いたってシンプルです。
たとえ社員が幸せに働ける会社を用意できたとしても、
①の利己的なマインドを持つ社員が入ったとしたら、
この社員は会社にもお客様にも自分の都合の良いように利用し始めます。
例えば、
「自分は幸せに働きたい。そんために、会社のルールを自分寄りに解釈しよう」
「お客様の都合よりまず自分の都合が大事だ」といった感じですね。
逆に、②の利他的なマインドを持つ社員を
「会社の仕組みを活かして、お客様をもっと喜ばせよう。そして自分も幸せになるんだ」
といった感じです。
自ら考えて行動するにあたって、自分の欲求を優先した行動をするのか、
それとも相手の欲求を優先した行動を、この違いは非常に大きいですね。
経営者や人事担当者は社員を採用するにあたって、
今回話した利他・利己のマインドを考えてみてよいと思います。
ちなみに当社の採用条件の中で一番重要視していることです。