経営者は部下へ「どのような気持ちでこの仕事に取り組んでいるのか?」など、
仕事への向き合い方などを教えることがあるかと思います。
仕事へのモチベーションを高めるうえで目的を明確にすることはとても大切ですね。
つい目の前の仕事で手一杯になると「何をするか?」ばかりに意識が向いてしまい、
仕事の“本質”を見失いがちです。
“本質”とは「絶対に欠いてはいけない、物事の大事な性質や要素」です。
私は本質を考える際に
「ここにこれが“無かったら”どうなるか?」「なぜこれがここにあるのか?」と自問自答します。
(りのいえが考える「家づくりの本質」については、
このブログでも「家づくりを本質から考える」の項目でお伝えしているので、
そちらの記事を読んでいただきたいのです。)
では、世の中の経営者は自分が取り組んでいる事業において、
どのくらい本質に気づいているのでしょうか?
私はもっと多くの人にこの本質に気づいて欲しいですし、
本質を伝えて「あっ、すごい!」「いいことを聞いた!」「気づいて成長した!」
と思ってもらいたいのが本音です(だから私は教育の分野にも強く興味・関心があります)。
こうした本質に気づくためにはまず既成概念にとらわれないこと。
当たり前のことを当たり前に思っている内は本質に気づくことは難しいですね。
今回のコロナウイルスの感染拡大の影響で、
「本当に必要なものは何か?」
「必要だと思っていたけど実は要らなかったものは何か?」
「今までのやり方を変えてみたら意外と新しいやり方の方が良かった」など、
あらゆるものの既成概念が覆されたと思います。
本質が問われているのかもしれませんね。