社長ブログ

住宅のデザイン論①

私は、住宅を扱っていて、デザインに関わる仕事をすることがあるので、
デザインについてはよく考えます。

 

デザインの定義とは何か?
デザインが良くなるとどうなるのか?
デザインが良いと、何が良いのか?
住んだ人の何が違うの?

 

潜在意識に、自信とかプライドの形成に良い影響を与えると思うし、
承認欲求が満たされるから、精神状態も健全でいられます。

 

この、承認欲求が満たされることが大切なんです。
プライドの形成と自信。

 

前にも言いましたが、
ドイツの工業デザイナーに、デザインとは何かと尋ねた時、
「デザインが良い方が、みんな使ってくれる。
デザインが悪い掃除機より、良い掃除機の方が使ってくれる。」
と言っていた。
家もそうです。
シンプルに、デザインの良い家の方が、帰りたくなります。

 

・承認欲求を満たす
・家に帰りたくなる

 

この2つで、住宅におけるデザインの定義は十分なのではないでしょうか。

 

もっと飛躍した考えをすれば、
家に帰ることにより、コミュニケーションが取れる家になり、
子供が非行に走らない家となる(笑)。
まだまだ掘り下げる余地はありますが…

 

その上で、実際良いデザインとは何でしょうか?
人によって違うので、難しいところ。
自己満の部分が大きいですが、
誰が見てもかっこいいという基準もあります。

 

お客様の中では、そこまでデザインにこだわりがあるわけではないけど、
デザインが良い方が良いので、プロに任せたいという方がたくさんいます。
そういう時に、私たちが提案すべきことは、
「空間的にシンプルであること」と「素材的に本物であること」。
この二つを満たしていれば、デザインの良い家ができるはずです。

 

次回は、シンプルの定義と本物の素材の定義についてお話します。

 

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