今回は、ゲーミフィケーションを実現するための7つのポイントの2つ目、
【自分自身のレベルがわかるということ】についてです。
ここで重要なのは、契約数やスキルなど、数値化しやすいものだけが注目され、
人間性などのマインド的なことは、数値化が難しいため、
評価されにくいということです。
そこで、利他的なことなど、マインドの部分を数値化する方法として、
効果的な評価方法があります。
それは、360度評価です。
従業員同士、横のつながりはもちろん、
上司や部下、全てのスタッフからの評価となります。
もちろん、社長も評価されます。
お客様からの評価というのはなかなか難しいため、
“疑似お客様”という手法で、自分がお客様だったら、
どのスタッフに担当してほしいかという質問をするだけです。
評価内容については、よく5段階評価というものがありますよね。
「良い」「どちらかというと良い」「普通」「どちらかというと悪い」「悪い」
これだと複雑すぎます。
私は、「良い」「普通」「悪い」の3段階評価で良いと思います。
複雑にしすぎないことで、数値化しやすくなるのです。
シンプルな3段階評価ということで、一人を評価するのに時間はかかりません。
10人ほどの会社だと、10分ほどで終わります。
出来上がった評価表は、通信簿のイメージです。
人事評価におすすめです。