前回、限られた予算の中で、最大限の満足ができるリノベーションをするには?
というお話をしました。
では、お客様自身に理解していただくにはどうしたらいいでしょうか?
この家は、表面的なリノベーションだけでいいのか。
一度スケルトン状態にしてリノベーションすべきなのか。
建て直さなければならないのか。
そこで私は考えました。
築2、30年の古いアパートで、
段階的にリノベーションを施したショールームを作ってみてはどうでしょう。
101号室は、表面的なリフォームだけで、6畳30万円。
102号室は、下地からリフォームして、6畳100万円。
103号室は、下地からおしゃれにリノベーションして、6畳200万円。
外壁も、北面東面と南面西面でテイストを変えて、
実際に比較できるようにします。
アパート1棟を比較するためのショールームにすることで、
お客様がわかりやすく、イメージしやすくなるのではないでしょうか。
また、話は少し変わりますが、私のやりたいこととして、
建築系のインテリアショップをオープンしたいと考えています。
今も事務所内に雑貨ルームはありますが(一般販売はしていません)、
考えているのは、基本的には普通の雑貨店ですが、
スペースの半分は建築系に特化した雑貨を置くということです。
例えば、ポスト、照明、コンセントなどです。
プレゼントなどにも贈れる雑貨を置くことにより、
家族でわいわい来店してほしいという想いがあります。
雑貨店の裏側にはりのいえの事務所。
雑貨店と事務所の間には打ち合わせスペース。
外に出ると、敷地内にはアパートのショールーム。
こんなことが出来たら良いなと、思い描いている今日この頃です。