・リノベーションしたい
・建て直したい
・売却して新たに土地購入するところから始めたい
これらの中からリノベーションを選んだ場合でも、
建物の状態によって、費用が大幅に変わってきます。
例えば、感覚的な話ですが、1990年頃からの建物だと、
全体的に費用が抑えられる傾向があります。
なぜなのでしょうか?
それには2つ理由があります。
①下地の問題
表面を仕上げ材だけきれいな状態にするのか、
下地から全部やり直さなければならないのかで、1000万円程変わってきます。
下地から直さなければならない建物は、
費用が多くかかってしまうのです。
②基礎の問題
布基礎(床下が土)の建物は、圧倒的に木部の痛みが早いです。
湿気が少なく乾燥状態の家は、布基礎でも大丈夫ですが、
全体的に構造体や下地を再利用できない建物が多いです。
業者さんによっては、600万円でフルリフォームを謳っているところもありますが、
それは、表面だけをすべてきれいにするという意味です。
下地が悪ければ、表面だけきれいにしようと思っても、
納得のいく仕上がりにはなりません。