私はこの窓が大好きです。
外から見ると、あたたかさや賑やかさを感じませんか?
この窓から見える場所はリビングの吹き抜けなので、
リビングの電気が付いている限り、必ず明るくなっています。
ここが暗いのを想像してください。
大違いでしょ?
夜のこぼれ落ちる光は、ご主人をネオン街から救い出す唯一の手段です(笑)
そう、まさに「おかえり」と言ってくれる窓なのです。
一方、家の中から見えるこの窓はどう感じますか?
実はこの窓は、リビングから常に空が見える様になっています。
階段を降りるときや、リビングのソファからなど、
何気ない日常の生活の中で、空を見せてくれる窓なんです。
この窓が私たちにどのような影響をもたらす窓かご存知ですか?
ただ「空が見える」と言いますけれど、この窓は人格形成に物凄い影響を与えるのです。
ただし根拠は一切ありません(笑)
以前、某大手ハウスメーカーがCMで言っていました。
「吹き抜けのある家で偉人は育った」と。
私が思うに、偉人が育った家はただ吹き抜けがあったということではないと思います。
恐らく、そこの上には窓もあったことでしょう。
“吹き抜け”プラス“空を見上げる窓”というのは、
私の感覚だと、ふさがれた天井と違って、
「現実の枠から思考が飛び出していくような開放感」を感じます。
開放的な気分になりやすいのです。
それが毎日毎日の中でちょっとした時間ですが、それが積み重なると、
その蓄積が大きくなっていって、人格形成に繋がっていくと思います。
リビングから空を見上げると、素直な心で、
ゆったりとした大きな心で物事が考えられる気がします。