弊社は本年、10周年を迎えることができました。
これもひとえに、お客様、お取引業者様をはじめ、従業員のみなさん、
従業員のご家族のみなさんのご支援の賜物と心より感謝しております。
起業してから10年残れる会社は約10%、
20年残れる会社は、0.2%と言われています。
つまり、10年続く会社が10%しかないということは、
会社にもならないうちに消えていく会社がほとんどということです。
会社として認知される前に消えてしまいます。
一方、10年残れた会社はそこそこ体をなしているはずなのに、
そこから0.2%にも減ってしまうのはなぜでしょうか。
私が考えるに、会社を作る際、「これをやったらうまくいく、今はこれの時代だ!」
と社長本人が思い、行動します。
社長が感じたその思いと世の中のニーズがマッチしたから、10年残ることができます。
例えば、35歳で会社を立ち上げた場合、15年後には50歳。
そうなると、時代の需要を敏感にキャッチできない年齢になってしまうのです。
特に、10年残っている会社は、社長のワンマン経営で成り立っている会社がほとんど。
社長の判断だけで経営してきました。
しかし、15年くらい経つと、社長の判断ですら時代にマッチしなくなってくると思います。
というのが、10年残れた会社が、さらに10年後0.2%に減ってしまう理由の推論です。
結論、0.2%に残るためのポイントは、
「上に人は意見を押し付けず、若い人の意見やアイディアをどんどん取り入れ、
変わり続けることができる組織文化」を作れるかどうか…だと思います。
つまり、「改善力」、「衆知経営」が大事なポイントだと思います。
次回は、この「改善力」についてお話します。