外観から、店内の雰囲気がわかることはとても大切です。
フランチャイズのコンビニや牛丼店、ファミリーレストランなどは、
日本全国が同じデザインのため、中の様子が想像できるため、安心して入りやすいのです。
例えば、同じ牛丼店でも、店内は全く見えないけど、外観が豪華で、
かつ老舗の雰囲気だとしたら、牛丼1杯3,000円くらいするのではと思い、
怖くて店内に入れません。
そういう場合、高そうだからという理由で、半分以上のお客様が通り過ぎるでしょう。
全ての業種において、店内が丸見えの場合と、
店内が全く見えないお店なら、全く見えないお店が入りにくいのは明らかですよね。
注意点としては、中に入ったお客様が、丸見えだと落ち着かないということ。
小さいお店では、この矛盾が解消しにくい場合がありますが、
アイディアでカバーできることも多くあります。
また、お店の外観から見たイメージと、
実際店内に入ってサービスを受けたときのイメージが一致していることも重要です。
外から見たらすごくカジュアルでかわいいお店だと思ったのに、
中に入ったら、重苦しくて全然かわいくなかったら、不満足感を得ます。
外から見たイメージのまま中に入るわけだから、
そのイメージにできるだけ近づいていなければならないのですが、
イメージとまるっきり違うというのは論外です。
逆に言うと、そのお店で提供する商品サービスと、
連動したイメージの外観にしなければならないということでもあります。
「想像以上の商品、サービス」というのは、イメージの延長線上の話で、
まるっきり違うジャンルのことではありません。