社長ブログ

店舗設計事業⑥ ~イメージとサービスのギャップ~

外観から、店内の雰囲気がわかることはとても大切です。

 

フランチャイズのコンビニや牛丼店、ファミリーレストランなどは、

日本全国が同じデザインのため、中の様子が想像できるため、安心して入りやすいのです。

例えば、同じ牛丼店でも、店内は全く見えないけど、外観が豪華で、

かつ老舗の雰囲気だとしたら、牛丼1杯3,000円くらいするのではと思い、

怖くて店内に入れません。

そういう場合、高そうだからという理由で、半分以上のお客様が通り過ぎるでしょう。

全ての業種において、店内が丸見えの場合と、

店内が全く見えないお店なら、全く見えないお店が入りにくいのは明らかですよね。

 

注意点としては、中に入ったお客様が、丸見えだと落ち着かないということ。

小さいお店では、この矛盾が解消しにくい場合がありますが、

アイディアでカバーできることも多くあります。

 

また、お店の外観から見たイメージと、

実際店内に入ってサービスを受けたときのイメージが一致していることも重要です。

 

外から見たらすごくカジュアルでかわいいお店だと思ったのに、

中に入ったら、重苦しくて全然かわいくなかったら、不満足感を得ます。

外から見たイメージのまま中に入るわけだから、

そのイメージにできるだけ近づいていなければならないのですが、

イメージとまるっきり違うというのは論外です。

 

逆に言うと、そのお店で提供する商品サービスと、

連動したイメージの外観にしなければならないということでもあります。

「想像以上の商品、サービス」というのは、イメージの延長線上の話で、

まるっきり違うジャンルのことではありません。

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