今回は、マーケティングを進めていくうえでの次のステップについてお話します。

ステップ２は、勝手に売れる流れを作ることです。

あくまで、ステップ１で本当に欲しいものを知って、

準備できている状態が前提として、

下記の①から③を構築しておくことで、

マーケティングの本質である“勝手に売れてしまう仕組み”が出来上がります。

①広告

ステップ１をきちんと踏まえた商品であれば、

広告をしたからだけではなく、口コミも加えて自然と広がっていきます。

つまり、商品が的を射ていれば、値段を安くしなくても売れてしまうのです。

また、業界によって広告の打ち方が異なりますが、

会社認知と商品認知についての考え方も重要です。

商品により、商品名を打ち出した方が良いのか、

会社名を打ち出した方が良いのか、理解した上での広告が大切です。

（住宅業界の場合、会社認知と商品認知の併用が多いです。）

例えば、飲食店の場合、看板にメニューの写真を載せたけれど、

あまりおいしく見せられなくて、

逆にイメージを悪くしてしまったということがよくあります。

そのため、ロードサイドの飲食店の看板は店名だけが多いのではないでしょうか。

一方化粧業界の広告は、“超”有名で“超”キレイな女優さんを起用することで、

商品認知を高めています。中途半端ではだめです。

せっかく作り上げた商品ですので、広告の仕方はきちんと見極めたいところですね。

②行動を起こさせる

「実物を見てみたい」「使ってみたい」など、

買うという行動に向かわせるためのきっかけが必要になります。

商品認知の広告、販売会などのイベント等です。

③買う

私自身、以前、頂いたサバの味噌煮がとても美味しく、

自分で購入したいと思い立ちましたが、

連絡先を検索してもわからず困った経験がありました。

その時に、「買いたい時に買える、実際に気軽に買いに行ける」

ということが大切だと実感しました。

また、電子マネーやクレジットカードに対応しているなど、

躊躇なく買える環境を整えておくことも大切です。

①から③はとても大切なことですが、抜けているお店もかなりあります。

マーケティングを本質的に理解して、

売れる商品作り、売れる売り方に変えていきたいですね。