こんにちは、佐藤です。
デザインについてのお話も、今回が最後。
住宅デザインの変化についてです。
洋服の流行は、1~2年。
車のモデルチェンジも3~5年。
しかし家は、30~50年、下手したら100年以上のものだから、
そこに流行があってはまずい!と考えます。
50年前に建築されたものでも、
センスが良いものは、今見てもセンスが良い。
流行に左右されないデザイン性があります。
例えば、和風住宅は、いつ見てもかっこいい。
ログハウスも飽きが来ない。
それらは、文化になっている部分があるので、本物だからです。
現代の住宅は、引き渡し直後がピークで、
時間が経つほど価値が下がる家が多く見受けられます。
しかし、本当に良い家を創るのならば、
建てた時からどんどん愛着や思い出が染み込んでいって、
時と共に味わいが増す家が、本物の家だと思います。
りのいえは、そういう家を創っていきたい。
いつまでも慣れ親しんだ空間であるためには、
30年後にリフォームしたくなるようではだめなんです。
50年経っても60年経っても、
その素材に味が出るかんじで残っててもらいたい。
だから私たちは、なるべく本物素材を使うようにしています。
私たちが考える「デザイン」とは、
についてここまで考えをまとめるには4~5年かかりました。
本来は、企業理念から連動して考えなければいけないのかもしれませんが、
この考えに行きつくまでにはまず、
自分たちのやっていることってなんだろう?
ということを具体的に細かく出していくことから開始。
そして集約していったら、企業理念に結び付くことができました。
そして現在、自分たちのやっていることに、迷いはなかった!
ということがわかりました。
これからは、本物の家を創っていくための、
無限に広がる実現方法を考えていきます!