今日は照明のお話です。
私は、照明の体感ショールームを作りたいくらい常日頃から照明は大事だと思っています。
証明は、ただ明るくするために電気を付ければいいというわけではありません。
照明一つで空間がガラッと変わるくらい、照明はとても奥が深いのです。
そのため、照明器具の特性や効果を理解して、適切な照明計画をすることが大切です。
家族が集まるリビングは、時間帯によって色を変えることで、
様々な演出ができることをご存じですか?
みんなでごはんを食べているときなどは、明るい蛍光色。
夜9時以降のゆったりしたい時間は、暖色系になど。
他にもあります。
例えばダウンライトは、同じダウンライトでも、
均一的に明るくする拡散型と、スポット的に照らす集光型があります。
同じ空間に同じ照度でも、拡散型か集光型かの違いだけで、全く違った空間になります。
ダウンライトと壁の距離も重要です。
同じダウンライトでも、壁からの距離を変えるだけで光の見え方が違います。
壁からの距離が1mなのか2mなのかで全然ちがいます。
ライトが壁に当たる高さでがらっと印象が変わるのです。
ライトと壁が近づければ近づくほど、壁の上のほうまで明るくなるので、
これによって、部屋の明るさと広さを変えることができます。
みなさんが望んでる夜間の演出や雰囲気を実現するためにも、
きちんとした照明の使い分けをする必要があります。
このような照明計画も踏まえて、りのいえではお客様の家の設計しています。