みなさん、コーチングを体験したことがありますか?
私は週に1回、東京から先生に来てもらうほど、
コーチングにハマっています。
コーチングとは、いわば自分の中でまとまっていないことを、
質問してもらったりしながらひとつひとつ言葉に直していき、
集約していくことで、大きな問題やコアな本質にたどり着くということです。
コーチングを体験して、
自分の悩みやぼやっとしてる考えが、すっきりまとまってくるという経験をしてから、
すっかりコーチングの虜になってしまいました。
コーチングとの出会いによって、私の経営論が、
日々確固たるものになっていっています。
これを家づくりに活かせないかと。
なぜなら、家づくりと経営の悩みは似ているからです。
家づくりは、「3回建てないと納得できる家は建たない」と言われるほど難しいです。
なぜかというと、お客様自身の家づくりに対する想いが、
1回では全体の半分も言葉に表すことができないからだと考えられます。
つまり、言葉にならず言い漏れた状態で家づくりに取り掛かってしまうので、
家が完成した後に何となく違和感を感じてしまうのです。
場合によってはそもそも言葉になっていないので、
その違和感すら気付くことができません。
比較対象が無いから「失敗した!」と思えないだけで、
実はすごくもったいないことをしているのです。
私たちは今までお客様が言葉にできない想いは、
私たち営業マンや設計士が感覚的に汲み取って行ってきました。
ただ、感覚的なので、どうしてもムラが出てしまう。
それを感覚的ではなくなるべく明確にするためのものか、
この「コーチングでのヒアリング」なのです。
そこで、これから私たちは、日本ハウジングコーチ協会でコーチングスキルを身に付けて、
お客様の言葉にならない部分をお客様自身に気付いてもらうというプロセスを得ながら、
家づくりをしていきたいと考えています。
昨年10月に弊社スタッフをお客様に見立ててコーチングの模擬体験をしてきました。
その結果、本人もわからなかったことがコーチングによって具体化できたのです。
一人のスタッフの体験例を一つ挙げると、
「1日の活力を充電したい」というイメージを
コーチングによってより鮮明に具体化したとき、
「リビングに朝日が入る窓があること」がとても重要だということに気づいたようです。
では、「朝日」を入れるためにはどうしたらいいでしょうか。
そうです。東側に窓を付けます。
でも、それだけで満足でしょうか?
そこで、私たちの経験やスキルからさらに“りのいえ“らしい
ワンスパイスを加えた設計ができたらいいと思っています。
3回建てないと納得できる家が建てられなかったのに、
コーチングにより1回で実現できる。
そういう家づくりの仕方を取り入れていきたいんです。
重ねてお伝えしますが、本当にお客様の事を考えるのであれば、
今の建築業界ではコーチングのスキルが必要であると思います。
営業マンや設計士の感覚だけに頼っていては
お客様が求める本当の理想の家づくりには近づけないのではと。
りのいえでは、今後コーチングを取り入れた家づくりを行っていきます。
ご興味のある方は、私までご連絡ください。