りのいえで、急きょ決定したことがあります。
それは、建築コンペによる設計士への発注です。
あくまで新たなビジネスモデルのテストケースとして始めます。
通常、設計は、設計士が直接ヒアリングするなり、
一緒にお客様と時間を過ごすことによって、より良い設計になります。
言葉で引き出すヒアリングでは足りないので、
表情、態度、ささいな会話から出てきた、
家創りとは関係ないような情報を共有することにより、良い設計となります。
だから一般的に設計士が直接ヒアリングしなければならないと、言われているのです。
逆に言うと、些細な情報をきちんと言葉にしてまとめることができるのであれば、
顔を見たことのない設計士が設計してもできるはずだという理論になります。
ハウジングコーチやイメージの共有化などで、
通常ではできない深いレベルでの条件出しができるようになります。
そのうえで、要望書をまとめて全国の設計士に向けてコンペを開催します。
3~5人くらいに同時発注し、そこから社内でプランを揉んでいきます。
社内の一人がやるわけではなく、
完成された要望書をもとに、3~5人の設計士に設計してもらうことにより、
さらに良いプランニングが出てくるのではないかと思っています。
あくまでテストケースなので、
第一弾として会社のショールームを創ります。
私がお客様の立場になって、ハウジングコーチ等のヒアリングをしてもらい、
その要望書を元に、外注の設計士が設計します。
アイディア出しと作業の部分を外注し、
そこからの作り込みは社内で行います。
とりあえず2週間の期間を設けて設計士を募集したところ、
たった2日間で7名の応募がありました。
2週間待ったら、すごい数が集まって、大変だと思い、
2日で打ち切ることにしたのですが、
レベルの高い方々からご応募いただきました。
ポイントは、これから行うヒアリングで、
条件出しがきちんとできるかどうか。
どんなショールームになるか楽しみです!
ハウジングコーチや設計コンペなど、
ご希望のお客様がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。