新年度になり、新入社員が入社した会社も多いのではないでしょうか。
今日は、新入社員にまず身に付けてもらうべきことをお話します。
大きく言うと二つあります。
一つは、理想の集団になるための要件。
これは、コミュニケーションをきちんと実行していること、
みんなで目標を共有し、一致団結すること、
利他の心があること、素直・感謝・謙虚などが挙げられます。
もう一つは、素晴らしい個人に成長するための要件です。
つまり、「成長のコツ」。
これは、新入社員に実務的なことを教える前に、伝えなければなりません。
研修の前にやるべき研修です。
成長のコツを分けると、
１、気付くこと
怒られなくても、教えられなくても、自分から気付くことができる人。
技としては、コーチングなど。自分の中にはない考え方を
自ら探しに行くことを癖になるまでトレーニングすること。
２、考えを掘り下げること
気付いたことを表面的ではなく、掘り下げて本質に向かう考え方ができる人。
「なんで？なんで？」と掘り下げていく考え方と、
「他にはないかな」と横に広げる考え方の二つを身に付けること。
３、体験力
自分から進んで、学んだ知識を現実の世界で行動・体験に移せるか、
という風に自分で考えて、行動できる人間。
「知識」+「経験」=本当の力
本を読んだだけ…、教えてもらっただけ…では「知識」のみで、
知っているだけです。これに「体験」を組み合わせれるか。
どうやったら、無理にでも体験できるか？
一番効果のある体験は何か？と、自分で考え、体験しに行くこと。
これをクセづけてほしい。
この３つの癖を身に付けさせてあげるということを、
研修のはじまるまえに教えることが大事です。
この３つを身に付けた人は、どこまでも成長するでしょう。
次回から、気付くこと・考えを掘り下げること・体験力
について詳しくお話していきます！
について詳しくお話していきます！
