本質シリーズ第6弾は、前回同様、電気系。
スイッチのお話です。
今の家は、電気のスイッチが多いんです。
自分でもどのスイッチがどこの場所かわからなくなるなんてこと、
ありませんか?
しかも、そういう所が多すぎますよね!
こんがらがるので、フィーリングでわかるように、
私は、シンプルでわかりやすくしたいと思っています。
よくある悪い例があります。
図面上で見ていると、廊下の両端にスイッチを付けたくなることがありますが、
よく見ると2歩で手が届く距離だったりします。
ハッキリ言って無駄です。
スイッチがありすぎて頭が混乱します。
スイッチをなるべく少なくする方法としては、
センサー式にしてしまったり、タイマースイッチを使ったりと、
様々です。
例えば、トイレの換気扇をタイマーにして、
スイッチが露出している必要はありません。
収納の内側などに隠しておき、
年に数回、使用する時だけ開けて押せばいいんです。
また、玄関に、リビングスイッチがあっても便利です。
家に荷物を持って入ってきた瞬間に、リビングの電気も付けられたら、
とても便利ですよね!
私は、スイッチがありすぎることより、
使う本人の頭がこんがらがることを解消したいのです。
スイッチの数が少なければわかりやすいし、
デザイン的にもスッキリしますよね。
センサーで良い場所はセンサーにして、極力スイッチの数を減らす。
スイッチの場所をまとめられるところは、まとめる。
こうすることにより、生活もしやすくなるはずです。