今日は、りのいえが作るべき、素晴らしい人材とは?という話。
“素晴らしい人材”が大項目だとすると、
中項目は、マインドとスキル。
それしかありません。
マインドは、どの業界でも通用すること。
利他の心や素直な心で、りのいえの行動指針でもあります。
今日はスキルの方をお話していきます。
うちの会社には、ホームプロデューサーとアシスタントプロデューサーという、
二つの肩書があります。
ホームプロデューサーが一人前の建築家。
その見習いがアシスタントプロデューサー。
ホームプロデューサーになるには、早くても5年くらいかかります。
遅い人はいつまでたってもなれません。
ホームプロデューサーというのは、どういう人たちかというと、
ヒアリング、設計、プレゼンはもちろん、
資金計画や土地探しなど、お客様に関わる全ての窓口ができる人です。
スキル要件がありすぎて、どこから覚えて良いのかわからないですが、
マニュアルにしてしまうと、良くも悪くも成長しません。
それは、その人が本質的に理解していなくても、
同じ結果になるように会社が仕組みを整えているからです。
だから大手は、一定の品質が保てます。
質の高い仕事をする為には、マニュアルではなく、
一人一人が本質的に理解することが重要です。
お客様の出会いから始まり、設計など、
全てが本物の人材を創り上げます。
技的に、会社の仕組みで担保されているような、
間違いはないけど熱意がない、機械的な感じではなく、
全てが本物でなければいけないのです。
私が言う本物は、
①お客様の為に…という気持ち
②本質的な理解とやり方
です。
「気合入れたからいいだろ」
「頑張ったからいいだろ」ではありません。
やり方を知っているか知らないかです。
「私は有名建築家の元で20年建築に携わってきたので、誰にも負けません。」
と言っていても、やり方を知らない人がいっぱいいます。
物事の本質から考えた時、やらなきゃいけないことが意外と出来ていません。
うちの会社はそこにメスを入れます。本質の追求です。
そこから見つかった要素を全員に徹底的にたたき込みます。
私が言う本物の設計士はそういう事。
そのような本物の人材を作れる会社になりたい。
りのいえ自体は、素晴らしい建築家集団になる予定ですが、
私自身は素晴らしい先生、コーチ、名監督にならなければなりません。
そして、素晴らしい建築家をどんどんどんどん養成していきます。