私は、経営者とは高級車や高級ブランドの時計を購入したり、
高級ホテルに泊まったりして一流のサービスを受けるなど、
質の高いものに触れる行為をすべきだと考える様になりました。
誤解しないでください。
これらは決して経営者自身が偉ぶるためではありません。
経営者が良い商品・サービスを理解して、
その経験を踏まえてお客様に良い自社の商品・サービスを届けるためです。
世の中には心から感動する良い商品・サービスがごまんと存在します。
それらは血のにじむような努力をされた末に生み出された結晶、
と言っても過言ではありません。
だからこそ価値があり、高い値段であってもその価値がわかる人が購入するのです。
経営者自身が品質の良し悪しを分からなければ、
品質の良い商品、サービスを作れません。
高品質なものを身の回りにおくことにより、
社長自身が品質を知り、しいては、会社全体に広がっていくのです。
私の経験をお話しますと、
過去に私は高級車に乗ったりすることは社員に申し訳ないなと思い、
いわゆる一般的な車に乗っていました。
そうしたら偶然というか、ある日社員から、
「社長なんだから良い車に乗ってください」と言われたため、
思い切ってそれまでより良い車を購入しました。
結果、良い車に乗り続けて実感したことは、
質の高いモノにお客様がなぜ高いお金を払うのかという感覚です。
これらの経験をまず社内へしっかりアウトプットをしていけば、
自社の商品・サービスはぐっとよくなっていくと思います。