社長ブログ

店舗設計事業③ ~入店しやすくする仕組み作り~

幅広いお客様を取り込みたいお店であれば、

建物内に入りやすくするというのはとても大事です。

では、入りやすい建物の特徴はどういったものでしょうか。

 

①敷居が高くないこと

逆に考えてみると、格式が高いお店というと、

高級ホテル、高級割烹、ブランドショップ、宝石店などがあります。

高いものを売っているところは、格式を高くしておかないと、

商品価値も下がってしまうからです。

しかし、普通のお店がそんなことしてはいけません。

例えば、ホームセンターのコメリ。

あそこのお店は、敷居を下げることを意図的に行っています。

長靴を履いた人でも、入りやすいようにわざとしています。

これが大事です。

ホームセンターに行く人は、農家の方だったり、建築作業をしている人だったりと、

その時作業をしている人が多くいらっしゃいます。

そのため、わざわざ靴を履き替えなくても良いようにしているのです。

 

病院や歯科医院は、敷居が高くなっていることがありがちです。

開業するとき、テンションが上がってしまい、

患者さん目線を考えずに施主のワクワクだけを考えているのでしょう。

患者さんが入りづらい、息が詰まる空間は論外だと思います。

 

みなさんが創業するときや建物を建てるときは、

お客様目線を忘れてしまい、自分がその建物の中にいるとかっこ良く見えるなど、

自分が気持ち良くなる物件にしてしまうことがあります。

しかし、忘れてはいけないのは、お客様が入りやすい、お客様の居心地が良いということ。

それを忘れてはいけません。

 

②建物の照度

外が暗くなってからのお店の雰囲気は重要です。

照明の種類や当て方によって、お店の雰囲気はガラッと変わるからです。

明るさと照明の種類などで、夜間の空間デザインを作りましょう。

照明は、大きく分けると蛍光色と電球色があります。

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