見える化については、無くてもうまく行きますが、
これがあれば、会社はもっと伸びます。
当社では一度、PHP研究所が行っている“会社の健康診断”を実施したことがあります。
会社の状況を社員全員からアンケートを取り、行いました。
会社の悪い部分を発見することはもちろん、
高い目標を設定する際にも大事です。
見える化を行うことで、自分の会社の立ち位置を把握できます。
全体に対する自分の会社の状態がわかるので、
会社の通信簿というところでしょうか。
見える化は、個人で考えると自己観照ですが、
社長にとって、自分を客観視することについては特に重要です。
自分自身は、みんなの意見を聞ける優しい社長だと思っていても、
実際には、従業員みんなから恐れられている…というパターンも多くあります。
組織も社長自身も、
世の中からどういう風に見られているのか、
客観的に見ることができるのであれば、
今何をすべきなのか気付くことができるはずです。
しかし、自己観照はとても難しいです。
そのため、第三者から意見をいただけた時は、
組織や個人を客観的に見るためのチャンスだと思うべきなのです。