前回に続き、本質から考えるシリーズ第二弾!
今日は玄関についてお話します。
玄関には、大事な機能がたくさん詰まっています。
玄関は、家族の出入りがメインですが、
たまにしか来ないお客様の出入り口でもあるので、
いつもきれいに保ちたいものですよね。
家族の出入りを考えると、玄関は、
行ってらっしゃいとパワーを与えてくれたり、
お帰りなさいと包み込んでくれる空間です。
お客様の出入りを考えると、家のイメージを左右する、
顔のような役目もあります。
以上のことから、逆説的に考えると、
・暗く、どんよりした玄関はダメ
・乱雑な、ガチャガチャした玄関もダメ
・狭く、圧迫感のある玄関んもダメ
以上を踏まえると、理想の玄関にするための条件として、
・明るい
・きれい
・程よい広さ
の3つが出てきます。
この条件を満たすためには、どうしたらいいのでしょうか。
<明るい>
玄関は、外からの光が自分にパワーを与えてくれ、
外に引っ張り出してくれる効果があります。
そのため、なるべく窓の面積を確保したいところです。
余談ですが、夜帰宅する人を出迎える、
光の漏れる玄関もオススメです。
<きれい>
きれいを保つためには整理整頓。
意外と玄関土間に置きたくなるものがあります。
それらを片付けるために、
シューズインクローゼットがあると便利です。
また、シューズインクローゼットから廊下に上がれるようにして、
靴を脱ぎっぱなしでも大丈夫な導線・設計も人気です。
<程よい広さ>
入り口が狭いと、無意識のうちにその空間に入る事に抵抗を感じます。
要は、家族も含め、家に入る事に
マイナスイメージが蓄積され、
良いものが集まりにくくなると感じます。
以上のことから、感覚で設計せず、しっかりと本質的に考えていけば、
どういうものが必要か、どんな形にするかなど、見えてくるはずです。