今日は久しぶりに「お客様目線」の話です。
よく、「私はお客様目線をしようと頑張っています!」
という人がいますが、
お客様目線を理解しようという気持ちが強い人でも、
本当のお客様目線になっていない人がたくさんいます。
結果が数値化されて、見える化されているとわかりやすいんですが、
マインド的なものはわかりません。
どんなにやろう!頑張ろう!と思っている真面目な人でも、
結果が伴わなければ何の意味もない。
逆に言うと、
真面目にやろうとしなくても、
技を持っていて、その人の方が成果を上げてきたら、
現実問題、そっちが評価されてしまいます。
つまり、
①お客様の共感を100%したいと思っている人
②そんなに思っていない人
上記の2人が居たとします。
①は、共感しようとがんばっても、実際には10%くらいしかお客様に共感できない。
②は、そんなに思ってなくても、実際には80%くらいお客様に共感できるとする。
どうしても②の人の方がお客様に評価されてしまうのです。
何が言いたいのかというと、
「お客様の為に」というのが絶対条件ですが、
お客様のことを満足させる技を持っていなければ、
ただ思っているだけでは、ただの“良い人”だということ。
「私はこんなにも真面目に想っているから、これが正しい」
という風潮が、世の中に溢れています。
それはもちろん大事です。
しかし、お客様のことを満足させなければ、
本当にお客様を満足させたことにはならないのです。