最近、喫茶店で外の景色を見ながら一息ついている所で、
ふと考えたことがあります。
人間と自然の物は、切り離してはいけない。
極力、取り込まなければならないなと。
どう取り入れるかが、建築の技なのかなと。
外の物を取り込むには、やはり一番は視覚。
次は触覚。その次は嗅覚や触覚といったところでしょうか。
色々な感覚で体感してほしいものです。
自然を視覚的に取り込む方法は、家の中に入れる方法もありますが、
やはり、窓。
空を切り取るのであれば、高いところにシンプルなフレームで取り付けます。
空の景色を邪魔しないように。
外の木などの緑が見えるようにするためには、
いつも座る所から目に入るように、窓を配置することをおすすめします。
また、緑の近くに行けるように、デッキを作るとか。
そう考えると、窓はとても重要です。
一方、庭や家の外の部分としては、
少しでもいいから、土の部分を残したり、
木や植物を植えて、子供と一緒に観察できる場所なんかあるといいですね。
住宅街などの場合は、意図的に緑を取り入れようとしなければ、
自然を取り入れた生活がまったくできません。
自然あふれる場所の場合でも、ベストな景色が切り取れるような窓があると良いですよね。
現代の住宅は、自然の物を極力排除しようとする流れがあるので、
そこに異論反論みたいな形になってしまいますが、いかがでしょうか?