今日は私が考える経営についてお話します。
「ヒト」「モノ」「カネ」を“仕組み”という箱に入れると、
商品やサービスが出てくる。
これこそが、最近私が行きついた経営の基本です。
物事というのは、追及していくと、とてもシンプルになります。
シンプルになっていないということは、自分が理解していないということ。
そういう意味で、自分が経営について今まで話をしていたことは、
シンプルではありませんでした。それが最近、シンプルになったのです。
資本主義社会における株式会社というものを、
究極的・本質的に表現したらこうなるのか、というのが見えました。
私がよく言う“拡散と集約”ですが、拡散することによって全体像が見え、
集約することでシンプルになり、理解が進みます。
大枠を理解することで、きちんと理解できます。
物事を進めるにあたって、大枠を理解してから細かいところの勉強をする
ということは、大事な手順です。
経営の話に戻りますが、始めにお話ししました、
『「ヒト」「モノ」「カネ」を“仕組み”という箱に入れると、
商品やサービスが出てくる。』
という部分の“仕組み”(これは、あくまで手順・ルールのこと)についてですが、
その“仕組み”に、「ヒト」「モノ」「カネ」を投入すると、
美味しいショートケーキができるとします。
いかに美味しいショートケーキが出てくる“仕組み”を作るか。
ただそれだけなのです。
まず始めに、準備しなければならないことは、
「ヒト」「モノ」「カネ」と「仕組み」ですが、
これらが理想の状態でなければなりません。
常に「ヒト」「モノ」「カネ」と「仕組み」が理想の状態か?を
チェックしなければなりません。
これを状態管理と呼びます。
次に、上記の準備ができたら、
一定期間で何回転させるか?を決めます。
これが目標になります。
1年間で120個のケーキを作る。という目標を立てたら、
毎月10個のケーキを作られているか?と管理します。
これを目標管理と呼びます。
状態管理と目標管理については、次回のブログでお話します。