社長ブログ

家づくりで一番大切なことは断熱性ではない④~断熱性が重要な期間は?~

今まで断熱性の話をしてきましたが、そもそも、断熱性の高い家が役に立つときは、

1年のうちいつでしょう?

 

一日中暖房や冷房を付けっぱなしにしなければならないのは、

おおむね12~2月と、夏休み期間でぐらいすよね。

 

それらの日以外は、1日の気温に合わせて、冷暖房を付けたり付消したりして過ごします。

また、時間帯によっても変わりますが、窓からの風で室温を調整できる場合もあります。

 

何が言いたいのかと言いますと、みなさん断熱材は気にするのに、

窓の風で室温を調整することをあまり気にしていない、ということです。

風の通りも、体感する心地よさの一種です。

窓を開けることで、清々しい気持ちになりますよね?

1年間のうち、窓を開けて室温を調整する日は、

一日中エアコンや補助暖房をフル稼働する真夏日や真冬日より、多いのではないでしょうか。

 

窓一つで風の通りはガラッと変わります。

窓をつけすぎてもダメです。

窓を設置する場所や形、開き方で室温調整がだいぶ違います。

例えば、窓の大きさが小さくても、縦滑り窓にすることで、

上手に空気を循環することもできるのです。

 

断熱材だけでなく、窓の付け方で室温調整し、気持ちいい風を体感してみてはいかがでしょうか。

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